派遣の仕組み
最近では、テレビや新聞などのメディアやインターネットのニュースなどで派遣という言葉を目にする機会が多くなっていますが、実際に派遣会社で働いていないと派遣のことや仕組みについて分からない人が多いと思います。現に私も派遣会社でアルバイトを始めるまでは、派遣については知らないことが多く、働き始めてから仕組みなど分かりました。今回は、その派遣がどのような仕組みになっているのか、いくつかに分けて挙げていこうと思います。
まず、正社員の場合は直接雇用で、正社員と企業で直接契約します。しかし、派遣の場合は雇用契約は派遣会社と結びます。しかし、結んだ派遣会社で働くということではなく、その派遣会社が紹介してくれた派遣先で働くことになります。
派遣会社で働くには、まず会社に登録する必要があります。基本的に会社のホームページなどで登録の予約をすることが多いです。それから履歴書などを書いて、会社で行われている登録会というものに参加する必要があります。説明を受けた後に、個別に面談が行われ、正式に登録という流れになります。
基本的には会社から電話かメールでお仕事の依頼が届きます。そして、自分の向いてる仕事や不向きな仕事など、自分がやりたいと思った仕事があれば、意思を伝えて、働けるという流れになります。中には、説明会や研修を受けてから働く仕事も中にはあるそうです。
派遣の場合、限られた就業時間の中で働くことになっており、基本的には残業はほとんどありません。時間外労働で8時間以上働いた場合には、残業代が出る仕組みになっています。また、深夜勤務の場合は深夜手当として時給はアップします。給与の支払いについてですが、派遣の場合は時給で、派遣会社から支払われることになっています。また、交通費は出ないところ、出るところ、会社によって変わってくるそうです。
ここまで派遣の仕組みについて、いくつか挙げてきましたが、社会人になってから正社員として働かず、派遣として働く可能性もあるかもしれないので、しっかりとそうした仕組みについて理解しておくのは大切だなと思いました。どのような契約で働いているのかを知っておくのは、不可欠だと思います。そういうのも踏まえて仕事探しの時など、参考にしながら仕事を選びたいと思いました。